SmallTalkはシンプルな言語ですが、時には複雑さを導入すべきときだってあります。キッチンシンク派の人々は、いつだって、ある問題に対して複数の解決策が使えるようでないと不満なのですから。 R4.1では使い慣れたnil, true, falseの他に、null, NULL, nothing, TRUE, FALSE, T, F, t を使うことができます。その日の気分に応じて、 var = NULL ifTrue: [flag := TRUE]. と書くことも var = nothing ifTrue: [flag := t] . と書くこともできるのです。なんでも好きなものを使って下さい。 もう一つ、システム辞書の名前として、Smalltalkの代わりに、SmallTalkを使うことができます。R 1.3のときに誰かがこの大切なグローバル変数の名前を間違えてしまった影響はあまりに大きなものでした。4.1からはごく自然にSmallTalkです。 SmallTalk allClasses p. などとできます。 もちろん互換性確保のためにSmalltalkも残されています。 Smalltalk garbageCollect. 皆にとって使いやすい言語をSmallTalkは目指しているというわけです。 |
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